家族写真が、うちにはなかった。

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photo by suguri@VeryVery

word by suguri 

 

 

 

家族写真って、いいよね。

 

なんだか、あったかい気持ちにさせてくれる。

 

毎日、たくさんのご家族に出逢います。

 

いくつもの笑顔に触れて、いろんな家族の関係性を知る。

 

いつも、笑わない。と言われていたお父さんが

 

子どものキラキラしたまなざしを受けて

 

不意に笑みがこぼれる瞬間もある。

 

子どもは見ていないけれど、

 

世界のすべてを包み込むんじゃないかってくらいの

 

お母さんの優しい眼差しが子どもに向けられていたり。

 

そんな時いつも、

 

この子たちは、本当に幸せな世界にいる。

 

そう、思うんです。

 

 

ふと、思い返すと、

 

私は、自分の家族全員が写った写真を

 

見たことがない。

 

きっと、1枚もないんじゃないかな。

 

私の家族は、

 

父、母、5歳上の姉、2歳上の兄、

 

そして私の5人家族です。

 

兄弟の写真はたくさんある。

 

いつも、父が撮っていました。

 

私の父親は、映像クリエイターで

 

写真家ではないですが、大きく分類すれば

 

似たような世界で生きています。

 

だからでしょうか、

 

他の誰かに写真を撮ってもらった記憶は

 

まるでないのです。

 

いつも父は、ビデオカメラとフィルムの一眼レフを

 

持っていたような気がします。

 

この年になって、この仕事をしているからこそ、

 

きっと気づいたのでしょう。

 

家族5人の写真が存在しない。ということに。

 

実家に帰り、写真を見返すと

 

なんてことない、写真だけど

 

両親の愛情を、心臓が熱くなるくらいに

 

感じられるようになりました。

 

でも、やっぱりね、

 

家族写真って、すごく大切です。

 

写真ってきっと、年月を重ねるたびに

 

その価値が増していく。

 

思い出っていう記憶が色あせても

 

たった一枚の写真がその記憶に彩りを添えてくれます。

 

だからこそ、毎年のこしていくことに価値がある。

 

自分が1歳のときの家族の風景

 

2歳の時、

 

3歳の時、

 

10歳の時、

 

伝えていける手段の一つに写真がある。

 

姉が帰省したら、

 

みんなで写真を、撮ろう。

 

そう、思うんです。

 

 

 

 

 

20160622

suguri hirasawa


2016-06-22 | Posted in Suguri's PhotoNo Comments » 

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