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このPhotographへ、自分の想いと写真を載せることに大きな迷いがあった。
と、言うより怖い。と言ったほうが正しいかも知れない。

自分自身と、自分の写真と向き合い、
自分を知り、伝えたい想いを言葉で表現することが
難しいと感じるレベルに私はまだいるからだろう。

私の存在自体は
この文章に瞳を走らせているあなた自身に関係はないかもしれない。

それでも、私の想いや言葉、時には迷い悩んで、その葛藤が誰かの心や背中を押したり、大切なものに触れたり、そしてあなたの、私の、生活に更なる彩りが添えられますように。

最初に簡単に自己紹介をします。

平澤 優(ヒラサワ スグリ)
1991年2月3日 24歳

2年前、新潟のPHOTOHOUSE VeryVeryに入社。
現在PHOTOHOUSE VeryVeryおよびVeryveryVeryで
photographerとして日々お客様とスタッフとともに歩んでいます。

誰にでも、
最初の一歩
というものがあります。

ベートーヴェンの音楽も、ゴッホの絵画も、アインシュタインの物理学も
さらには、マイケルジョーダンもチャップリンも手塚治虫も芥川龍之介も太宰治も
誰も彼も
最初の一歩というものがあったはずです。

あなたも、そうでしょう。
そして、私も、そうです。

この、写真は、私が初めて撮った写真です。
カメラのこと、光、構図、インテリア、ストーリーも
マタニティの女性が持つ美しさも、その気持ちも、なにもかも分かったふりもできない程に、無知でした。

ただ、ひとつ言えるとしたら、確かに私は必死だった。ということだけ。

私でいいのだろうか。
期待をして来てくれた気持ちを壊してしまわないだろうか。
大切な瞬間を台無しにしてしまったらどうしよう。

私が初めて人の期待に責任を感じた感情。
震える手を抑えて、その一歩を踏み出す。

『自信』

なんて言葉はそこに、あるはずがない。
勘違いしてはいけない。
自信は、その後についてくるものなのだから。

あなたがこの写真を見て感じることと、
私が感じることはまるで違うかもしれない。

誰かにとってこの写真が、数多くある中の1つであっても
私にとっては、唯一特別な存在だ。

この撮影が、この写真が、モデルの彼女が、そのお腹に宿る命が
私に最初の一歩を与えてくれたのだから。

昨日までのただの私が終わり、
photographerへのスタートラインを足下に引いた私が始まった。
そんなかけがえのない1枚。

何かを始めて何かが終わる。
いつだってそれが、誰かの、何かの、自分の、希望であるように。

photo by suguri
word by suguri


2015-04-14 | Posted in Suguri's PhotoNo Comments » 

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